歯の詰め物に起こるアレルギー反応とは
多くの人は歯科治療への不安や恐怖に目が向きがちですが、詰め物に対するアレルギー反応は稀に起こります。ここでは、使用材料の種類、発症頻度、症状の見分け方、対処法、予防策について解説します。
詰め物の種類
- 金、銀、セラミック(ポーセリン)などが使用されます。最も一般的なのは銀合金(アマルガム)で、銀・水銀・錫・銅の混合物です。水銀は材料を硬化させる役割を持ち、現在はFDA・ADAともに歯科用として安全と認められています。
発症頻度
- 体内に入る異物はアレルギーを引き起こす可能性がありますが、歯科詰め物へのアレルギーは極めてまれです。報告されている割合は1%未満で、主な原因は水銀と考えられています。
症状の見分け方
- 新しい詰め物に対するアレルギーは、歯や口、顔、首周りに赤み、かゆみ、発疹などが現れることがあります。
治療法
- アレルギーが疑われる場合は、問題の詰め物を除去し、水銀を含まない金、セラミック、コンポジットなどの素材に置き換えます。症状が自然に消えることもあるため、歯科医は症状の経過を見て残す選択をすることもあります。
予防策
- これまでに報告されたケースは100件未満と非常に少なく、ほとんどの人は心配する必要はありません。ただし、治療前にアレルギー歴や既往症を歯科医に伝えることで、適切な素材を選択してもらえます。
