根管治療で適切に充填する方法

必要な器具・材料

  • シリンジ
  • 局所麻酔薬カプセル
  • ラバーダムパンチ
  • ラバーダムシート
  • ラバーダムクランプ
  • ラバーダムクランププライヤー
  • デンタルフロス
  • ラバーダムフレーム
  • ハイスピードハンドピース
  • No.6 ラウンドバー
  • ハイスピードエバキュエーション
  • 唾液エジェクター
  • エンドドンティックファイル(各サイズ)+ラバーストッパー
  • 根尖X線フィルム
  • エンドドンティック定規
  • 灌流シリンジ
  • 次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)
  • 蒸留水
  • 吸水性エンドドンティックペーパー点
  • ガッタパーチャポイント
  • エンドドンティックセメント
  • バーナーまたはライター
  • フラットエッジコンポジット充填器具
  • 仮充填材

手順

  1. 1. 麻酔を行う

    根管治療を行う歯を局所麻酔し、歯髄はすでに死んでいるため感覚はありませんが、歯を囲む歯肉は生きているため痛みが出る可能性があります。

    ラバーダムクランプは痛みを伴うことがあるため、麻酔が必要です。
  2. 2. ラバーダムを装着する

    ラバーダムシートに穴を開け、治療対象の歯に合わせて伸ばします。クランプで歯を固定し、フレームでダムがたるまないようにします。これにより、患者が小さなファイルなどの器具を飲み込む事故を防げます。

    ラバーダムは患者がエンドファイルを飲み込むのを防ぎます。
  3. 3. アクセスキャビティを作成する

    ハイスピードハンドピースとノーズバーを用いて、臼歯・小臼歯は歯冠上部から、切歯は舌側から神経室へ穴を開けます。

    ハイスピードハンドピースとバーで神経室にアクセスします。
  4. 4. 初回ファイルを挿入する

    小径のエンドドンティックリーマまたはファイルを神経室に入れ、根先で自然に止まるまで進めます。赤いラバーストッパーを歯に当たる位置まで移動させ、ファイルはその位置で固定します。

  5. 5. ファイル位置のX線撮影

    ラバーダムの上にX線フィルムを置き、患者に指で保持してもらい、ファイルが入った状態で撮影します。

    金属はX線で白く映ります。
  6. 6. 長さを測定する

    撮影したX線を現像し、ファイル先端が根尖(アペックス)に届いているか確認します。先端が根尖に達している場合、ストッパーと先端間の長さ(例:15 mm)が以後使用する材料の正しい長さとなります。

  7. 7. 順次拡大加工する

    測定した長さに合わせて、サイズ25、30などのファイルを順に使用し、根管を拡大しながらデブリを除去します。

  8. 8. 根管を洗浄・乾燥させる

    先端が丸いシリンジで次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)と蒸留水を混合した液を根管内に灌流します。その後、吸水性ペーパー点で十分に乾燥させます。紙点を抜いたときに血液が付着していれば長すぎるため、再度調整します。

  9. 9. 主ゴットパーチャ(またはシルバーポイント)をセットする

    測定した長さ(例:15 mm)のガッタパーチャポイントを根管に挿入し、再度X線撮影して先端が根尖に正しく位置しているか確認します。過剰に伸びている場合は少し引き戻し、再撮影で調整します。

  10. 10. セメントで固定し、アクセサリーポイントで充填

    エンドドンティックセメントを混合し、ガッタパーチャポイントを浸して根管に戻します。これがマスターコーンです。続いて、細径のアクセサリーポイントを側方圧縮法(ラテラルコンデンセーション)で根管全体に詰め込みます。

  11. 11. 完成確認と仕上げ

    最終的にもう一度X線撮影し、根管内が完全に充填され、根尖を超えて材料が出ていないことを確認します。余分に残ったガッタパーチャは熱い平らな器具で焼き切り、仮充填材で歯を封鎖します。

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