親知らず抜歯後に血栓が体内を移動することはありますか?
血栓ができる可能性はあるのか
親知らずの抜歯後に、脚や肺に血栓(深部静脈血栓症、DVT)ができることは稀ですが、完全に起こり得ません。発生率は全症例の1%未満です。
リスクを高める要因
以下のような条件があると、血栓ができやすくなります。
- 血栓の既往歴や家族歴がある
- 肥満
- 喫煙
- 長時間の安静や座位が続くこと
血栓ができるメカニズム
抜歯時に口腔内の血管が損傷すると、血液が滞留しやすくなり血栓が形成されることがあります。この血栓が血流に乗って下肢や肺へ移動すると、深部静脈血栓症(DVT)や肺塞栓症(PE)を引き起こす可能性があります。
予防と対策
血栓のリスクを下げるために、歯科医の指示をしっかり守りましょう。
- 処方された薬は指示通りに服用する
- 激しい運動や過度の負荷は避け、適度に体を動かす
- 十分な水分補給を心がける
血栓の疑いがある場合の症状
次のような症状が現れたら、すぐに医療機関を受診してください。
- 脚の腫れや疼痛、熱感
- 呼吸困難や胸の圧迫感
- 突然の息切れや血痰
早期に診断・治療を受けることで、重篤な合併症を防ぐことができます。
