痔核(いぼ痔)とは何か?
痔核(いぼ痔)とは
痔核は直腸や肛門にある血管が腫れ、血液がたまってできる病変です。成人の約半数が一度は経験すると言われ、日常的に見られる疾患です。
主な原因
- 排便時の強い力み
- 妊娠・出産
- 肥満
- 慢性的な便秘や下痢
- 加齢
- 家族歴
- 長時間の座位や立位
痔核の種類
痔核は内部と外部に分かれます。内部痔は直腸内にあり、通常は外からは見えません。外部痔は肛門の外側にでき、目視や触診で確認できます。
主な症状
- 排便時の出血(血がトイレットペーパーに付く)
- 肛門や直腸の痛み・違和感
- かゆみや刺激感
- 肛門周辺の腫れや圧迫感
- 排便困難
治療の選択肢
症状が軽度の場合は、生活習慣の改善が第一です。
- 食物繊維を多く摂取し、便を柔らかくする
- 水分を十分に摂取する
- 排便時の力みを避ける
- 市販の鎮痛薬や坐薬を使用する
症状が重い、または出血が続く場合は医療機関での処置が必要です。
- ゴムバンド結紮(痔核結紮術)
- 硬化療法(硬化剤注入)
- 痔核切除術(外科手術)
痔核の疑いがある場合は、早めに専門医の診断を受け、適切な治療を開始しましょう。
