足底アーチが崩れた状態(扁平足)とは?

概要

足底の縦アーチが低くなり、足全体が地面に接する状態を「扁平足(フラットフット)」と呼びます。通常、足のアーチは靭帯・腱・筋肉で支えられ、歩行時の衝撃吸収や体重の均等配分に重要な役割を果たしますが、これらの支持組織が弱まるとアーチが崩れ、足底が平らになります。

扁平足のタイプ

扁平足は大きく2つに分けられます。

  • 可動性(柔軟性)型:体重をかけていないときはアーチが見えるが、立つと崩れる。
  • 固定性(硬直)型:体重をかけていない状態でもアーチが平らのまま。

主な原因

扁平足になる要因はさまざまです。

  • 遺伝的要因:足や結合組織の構造が先天的に平坦になりやすい。
  • 加齢による変化:靭帯や腱の弾力性と強度が低下し、アーチが平らになる。
  • 肥満:体重が増えることで足に過度な負荷がかかり、アーチが崩れやすくなる。
  • 疾患:糖尿病、関節炎、神経障害などが筋肉や靭帯に影響し、扁平足を引き起こすことがある。
  • 外傷・怪我:足の骨・靭帯・腱が損傷すると、アーチの支持が失われる。

症状

扁平足の主な症状は次のとおりです。

  • 足底や足首の痛み・不快感
  • 歩行や立位時の疲労感
  • 足や足首のむくみ
  • 靴の摩耗が不均一になる
  • 重度の場合、膝・股関節・腰にまで痛みが波及し、姿勢や歩行パターンが乱れる

治療法

症状や程度に応じて以下のような対策が取られます。

  • 整形外科的インソール(オルソティック)やカスタムシューインサートの使用
  • 足底筋や足首周囲の筋肉を強化し、柔軟性を高める理学療法
  • 体重管理・減量(必要に応じて)
  • 重度で機能障害が顕著な場合は、外科的にアーチを再建する手術が検討されることもある

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