鼻胃管からの排液の色とその意味

鼻胃管からの排液の色とその意味

鼻胃管(NGチューブ)から排出される液体の色は、胃の内容物や状態によって変わります。以下に主な色と考えられる意味を示します。

1. 透明または淡黄色

通常は正常な排液で、唾液、胃液、少量の食物残渣が含まれます。

2. 緑黄色または黄褐色

小腸からの胆汁が混ざっている可能性があります。胃食道逆流や小腸の部分的閉塞が原因となることがあります。

3. 赤色またはピンク色

食道・胃・小腸上部からの出血を示すことがあり、直ちに医療機関での評価が必要です。

4. 濃い茶色または黒色

古い血液が胃酸で変性したものと考えられます。上部消化管からの出血の可能性がありますが、新鮮な出血ほど緊急性は高くありません。

5. 白濁

乳製品や脂肪分が多い食事が原因で現れることがあります。

6. 濃い緑色または黒色

腸管虚血や壊死を示唆することがあり、緊急の診察が必要です。

ただし、排液の色だけで診断はできません。患者の症状、既往歴、検査結果など総合的に判断する必要があります。異常な色や粘度の変化を感じたら、速やかに医療従事者に相談してください。

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