義歯の修理と交換:どちらが適切か?
義歯の修理
義歯がひび割れや欠け、留め具の緩みなど軽微な損傷を受けた場合、修理で機能を回復できることがあります。修理方法は損傷の種類と程度に応じて選択されます。
ひび割れ
ひびの深さや広がりを診断し、接着剤や樹脂で補強します。歯科医は修復後も義歯の強度が保たれるか確認します。
欠け
小さな欠けはコンポジットレジンや歯色調の充填材で埋め、周囲の歯と色・形を合わせます。
留め具の緩み
緩んだ留め具は再調整するか、破損していれば新しいものに交換します。これにより義歯の保持力が向上し、ずれを防止します。
破損した義歯
義歯が複数の破片に分かれたり、広範囲に損傷している場合は修理が可能なこともありますが、損傷が大きい場合は交換を勧められることがあります。
義歯の交換
修理が困難、または審美性・機能性が著しく低下した場合は新しい義歯の作製が必要です。交換義歯は以下のように分類されます。
部分義歯(取り外し可能)
欠損歯が少数の場合に適し、金属フレームに人工歯が取り付けられ、隣接する自然歯に留め具で固定します。
総義歯
アーチ全体の歯が失われた場合に使用し、吸引力と顎骨・歯肉の形状で保持します。
インプラント支援義歯
顎骨に埋め込んだインプラントに義歯を固定することで、安定性と快適さが向上します。インプラント手術が必要です。
修理と交換のどちらが適切かは、損傷の程度、歯科医の診断、そして患者様の希望や生活スタイルによって決まります。まずは歯科医に相談し、最適な治療方針を決めましょう。
