子供の歯の痛みは治りますか?原因と自宅でできる対処法
歯の痛みの原因
子どもの食事に含まれる糖分は、口内の常在菌によって酸に分解されます。この酸が歯のエナメル質を侵食し、エナメル質が失われると虫歯や根、神経が露出します。虫歯が歯髄の血管や神経に近づくと、歯の痛みが生じます。
まずはお子さんに痛みのある歯を指差してもらいましょう。ペンライトで観察し、潰瘍、炎症、腫れた歯茎、食べ物がはさまっているなどの状態がないか確認します。これらは歯痛に似た不快感を与えることがありますが、必ずしも虫歯が原因とは限りません。
自宅でできる対処法
歯の痛みがある場合は、まず歯科医に連絡することが最優先です。受診までに数日かかる場合は、以下の方法を試すことができます(市販のアセトアミノフェンやアネボールは使用可ですが、アスピリンは子どもに与えないでください)。
- クローブオイルを痛みのある歯に塗布します。短時間は刺激が強く感じられることがありますが、痛みが和らぎます。子どもが自分で指に塗って口に当てられるようにすると協力しやすくなります。7歳以上が対象です。
- 冷蔵庫で冷やしたジャガイモやキュウリの小さなキューブをミニアイスパックとして使用し、痛む歯に当てます。小さな子どもにはクローブオイルより安全です。
- 乾燥ミントの葉を少量痛む歯の周りに置き、数分ごとに吐き出すように促します。
- 温かい湿ったタオルや氷嚢を痛む側の顎に当て、局所的に温冷刺激を与えます。
- 塩水うがいは感染症や潰瘍に効果的です。食塩小さじ1をぬるま湯200mlに溶かし、子どもにうがいさせます。数時間ごとに繰り返し、幼児は飲み込まないよう必ず見守ってください。
- 子どもの注意を痛みからそらすことも重要です。好きな絵本を読んだり、動画を見せたり、ボードゲームや音楽でリラックスさせましょう。
