子どもの舌に白いコーティングができる原因と対処法
子どもの舌に白いコーティングや白い斑点が現れることがあります。原因はさまざまで、適切な治療が行われないと症状が重くなることがあります。異常が見られたら、他の症状と合わせて医師に相談しましょう。
溶連菌性咽頭炎(Strep Throat)
溶連菌性咽頭炎は子どもに多い細菌感染です。扁桃腺が真っ赤になり、白い点が見られます。舌にも白い斑点が出ることがあります。主な症状は高熱、頭痛、腹痛、嘔吐です。合併症を防ぐために抗生物質での治療が必要です。
猩紅熱(Scarlet Fever)
猩紅熱は溶連菌性咽頭炎の一種で、全身に発疹が現れます。喉の痛み、高熱、頭痛に加えて、喉や扁桃腺が黄色や白い膜で覆われることがあります。舌の乳頭が大きく見えることも。感染2日目に発疹が出ます。喉の綿棒検査で診断し、抗生物質で治療します。
口腔カンジダ症(Thrush)
口腔カンジダ症は乳児に起こりやすい酵母感染です。舌、口の側面、口蓋に白いコーティングが現れ、食事中に痛みで泣くことがあります。自然に改善することもありますが、症状が強い場合は医師に相談し、ニスタチンなどの抗真菌薬を処方してもらいます。
抗生物質の影響
アモキシシリンなどの抗生物質を服用すると、口内の善玉菌が減少し、真菌が増殖して舌に白いコーティングができることがあります。抗生物質のコースが終了すれば自然に改善することが多いです。
脱水
脱水状態でも舌が白く見えることがあります。下痢や嘔吐が続くと体内の水分が失われ、舌が乾燥して白い膜が付着します。経口補水液(Pedialyte)や水分補給で対処し、重度の脱水が疑われる場合はすぐに医師の診察を受け、点滴が必要になることがあります。
