終末期の段階

愛する人が末期疾患にかかっている、あるいは高齢の家族が急速に衰えていると、日々死が近づくにつれて、介護者や身近な人が目にする典型的な変化があります。これらは自然な死への進行過程です。

睡眠の増加

死に近づくと、眠りが深くなり、目覚めが困難になります。体内の代謝が変化し、呼吸が重くなったり、目を開いたまま眠ることもあります。

食欲と飲水量の低下

代謝が低下するため、食事や飲み物への欲求が減ります。死が近づくほど、摂取量はさらに減少します。

意識の混乱

日時や季節感が分からなくなり、身近な人の顔や名前を認識できなくなることがあります。これは体内で起こる化学変化が原因です。

呼吸パターンの変化

呼吸が不規則になり、10〜30秒程度の呼吸停止が見られることがあります。特に夜間に顕著です。循環低下や老廃物の蓄積が原因で、死が近づくと喉の奥に「ララ」音が生じます。

身体機能の低下

排泄コントロールが失われ、視力や聴力が鈍くなります。体温が変動し、発汗や皮膚がべたつくことがあります。

循環の変化

血液循環が悪くなると、皮膚が冷たくなり、青白い、斑点状、スポンジ状に見えることがあります。死が近づくと血圧が低下し、脈拍が速くなることもあります。

悲嘆・死別 - 関連記事