つわりの種類と特徴
つわり(NVP)
妊娠初期に多くの女性が経験する「つわり」は、医学的には「妊娠嘔吐(NVP: nausea and vomiting in pregnancy)」と呼ばれます。妊娠6週目頃から始まり、12週目までに自然に軽快することが多いです。ホルモンの急増が原因とされ、軽度から中等度の嘔吐を伴うことがあります。
食べ物への嫌悪感
特定の食べ物や匂いに対して吐き気を催す「食べ物嫌悪感」も一般的です。特に生肉や魚、卵など、胎児にリスクがあると考えられる食品への嫌悪が報告されています。これは、母体が胎児を守るための自然な防御機能と考えられています。
重度のつわり(妊娠悪阻)
ごく一部の妊婦は、通常のつわりを超える激しい嘔吐と吐き気に悩まされます。これを「妊娠悪阻(ハイパーエメシス・グラビダラム)」と呼び、体重減少、発熱、食事や水分の摂取が困難になることがあります。脱水や電解質異常を引き起こす危険性があるため、早期に医師の診察を受けることが重要です。
つわりは多くの場合、妊娠が順調に進んでいるサインとも捉えられますが、症状が重い場合は適切なケアが必要です。
