グループB溶血性連鎖球菌に関するCDCガイドライン
概要
グループB溶血性連鎖球菌(GBS)は新生児に感染しやすい細菌で、CDC(米国疾病予防管理センター)によると新生児の敗血症や髄膜炎の主要な原因です。A群溶血性連鎖球菌とは異なり、咽頭炎(いわゆる「喉の痛み」)は引き起こしません。
特徴
- 妊婦の約25%が膣や直腸にGBSを保有していますが、多くは無症状です。
- 無症状のままでも、出産時に新生児へ感染し、重篤な感染症を引き起こすリスクがあります。
推奨事項
- 妊娠35〜37週でGBSのスクリーニングを実施することがCDCの暫定ガイドライン(2010年7月)で推奨されています。
- 検査で陽性と判明した場合、陣痛開始時または破水時に抗生物質を投与し、感染予防を行います。
症状と治療
- 新生児のGBS感染症の主な症状は、発熱、刺激性、無気力、授乳困難です。
- 疑いがある場合は速やかに医療機関を受診し、通常は静脈内抗生物質で治療します。
