妊娠中の卵黄嚢とは何か?
卵黄嚢は、胎児とへその緒でつながっている小さな液体で満たされた嚢です。妊娠初期に存在し、発育中の胚に栄養を供給します。超音波検査で確認でき、妊娠の確認にも利用されます。
卵黄嚢の主な機能
卵黄嚢は妊娠初期に胎児に以下の役割を果たします。
- 栄養供給:タンパク質、炭水化物、脂質などの栄養素が豊富に含まれた液体を通じて、へその緒で胎児に供給されます。
- 酸素供給:母体の血液から胎盤を経て卵黄嚢に酸素が拡散し、胎児へ届けられます。
- 老廃物の除去:胎児からの老廃物はへその緒を通じて卵黄嚢から胎盤へ運ばれ、母体から排出されます。
卵黄嚢はいつ消失するか
通常、妊娠12週までに卵黄嚢は消失します。これは胎児が胎盤から十分な栄養と酸素を受け取るようになるためです。
卵黄嚢が残存した場合は?
稀に卵黄嚢が完全に消えないことがあります(持続性卵黄嚢)。多くの場合問題はありませんが、胎児の染色体異常などのリスクと関連することがあります。
卵黄嚢の大きさや存在に不安がある場合は、産科医に相談してください。
