帝王切開での医療機器カウントの根拠は?
帝王切開でカウントを行う主な理由は、スポンジや器具、針などの外科用物品が患者の体内に残らないようにすることです。 体内に異物が残ると感染や炎症、組織障害といった重大な合併症を引き起こす恐れがあり、カウント漏れは法的リスクも伴います。
1. 手術前の準備
手術開始前に、看護師など指定されたチームメンバーがすべての外科用物品(スポンジ・器具・針)を数え、手術記録に記載します。
2. 手術中のカウント
スポンジ:使用するたびに口頭で報告し、使用後は必ず回収して再度カウントします。別のチームメンバーが確認し、二重チェックを行います。
器具・針:器具はセットごとにカウントし、切開閉鎖前に最終確認を行います。全ての器具が揃っているかを口頭で報告し、記録に残します。
3. 閉鎖時と術後確認
切開を閉じる前に、使用した全てのスポンジ・器具・針が体内から除去されたことを再度確認します。この最終カウントは手術記録に記載し、必要に応じて即座に問題点を是正します。
4. 文書化
初回カウントと最終カウントの結果は手術記録に詳細に記録します。カウントに不一致があった場合は、手術中または術後に速やかに対処します。
以上の手順を徹底することで、帝王切開時に異物が残るリスクを最小限に抑えることができます。
