ACOGが示す妊娠中・産後の運動の優先ポイントとは?
妊娠中・産後の運動で重視すべきこと
米国産科婦人科医会(ACOG)は、妊娠中および産後の運動の目的を次の4つにまとめています。
1. 健康とウェルビーイングの向上
定期的な身体活動は、母体と胎児の心血管機能を高め、気分を改善し、ストレスを軽減します。また、適正体重の維持や自然分娩の円滑化にもつながります。
2. 妊娠関連リスクの低減
運動は妊娠糖尿病や子癇前症、早産、過度な体重増加といった合併症のリスクを下げます。産後も活動的でいることで、産後うつや不安障害の予防に役立ちます。
3. 安全に体力を維持・向上させる
妊娠・産後の体形変化に合わせた調整を行えば、ほとんどのエクササイズが安全に実施可能です。継続的な運動は体力維持・向上に寄与し、出産後の回復や次回妊娠への準備となります。
4. 個々のニーズを尊重する
各女性の健康歴、体力レベル、好みを考慮し、個別にプログラムを組むことが重要です。医療従事者は必要に応じて指導・監視を行い、無理のない範囲で運動を促します。
