医師は出産時に子宮頸部の短縮と拡張をどのように確認するか

膣検査の手順

出産中に子宮頸部の短縮(エフェサス)と拡張(ディラテーション)を確認するため、医師や助産師は膣内検査を行います。以下に一般的な流れを示します。

1. 準備

女性は診察台に仰向けに横たわり、足はストラップに固定します。医療従事者は滅菌手袋を装着し、腹部や脚を覆うシートでプライバシーを保護します。

2. スペキュラム検査

スペキュラム(膣鏡)を膣内に優しく挿入し、膣口を広げて子宮頸部を視認しやすくします。

3. 目視観察

明るい光源を用いて、スペキュラム越しに子宮頸部を観察します。子宮頸部は子宮の下端にある開口部です。

4. デジタル検査(指診)

手袋をした指を1〜2本膣内に挿入し、子宮頸部の硬さ、質感、位置を触診で確認します。

5. 開大(拡張)チェック

指を子宮頸部の開口部に軽く入れ、開大度を測ります。分娩が進むにつれて頸部は徐々に開き、開大はセンチメートルで表します。

6. エフェサス(短縮)チェック

頸部の薄くなった程度(エフェサス)を評価します。エフェサスは%で示され、100%で完全に薄くなった状態です。

7. 位置チェック

子宮頸部の位置も確認します。通常は膣の奥にありますが、陣痛が進むと前方へ移動し、膣口に近づくことがあります。

これらの所見を総合して、医師は分娩のステージを判断し、適切なケアや介入を決定します。定期的な頸部チェックにより、母子の安全を確保しながら分娩の進行をモニタリングします。

妊娠と健康 - 関連記事