医師は妊娠中の染色体数を診断できるか?
染色体数の検査方法
医師は妊娠中の胎児の染色体数を、染色体スクリーニング検査や診断検査で確認できます。代表的な検査は以下の通りです。
1. 非侵襲的出生前検査(NIPT)
母体血液中の胎児DNAを解析し、ダウン症候群(21トリソミー)やエドワーズ症候群(18トリソミー)、パトウ症候群(13トリソミー)などの染色体異常リスクを推定します。
2. 第1トリメスターハイブリッドスクリーニング
母体血中のhCGやPAPP‑Aなどのホルモン濃度と、胎児頸部透明帯(NT)の超音波測定を組み合わせてリスク評価を行います。
3. 第2トリメスタークアドリュプレットスクリーン
AFP、hCG、エストリオール、インヒビンAの4項目を測定し、染色体異常のリスクを評価します。
4. 絨毛採取(CVS)
妊娠10〜13週で胎盤の一部である絨毛組織を採取し、染色体異常を早期に診断します。
5. 羊水穿刺
妊娠15週以降に、羊水からサンプルを採取し、染色体数やその他の遺伝的状態を詳しく調べます。
これらの検査結果に基づき、胎児の染色体数や異常の有無を把握でき、必要に応じた適切な対応が可能となります。
