男性が健康診断を受けるとどうなるのか?
看護師による検査
診察室に入ると、まず看護師が体重と身長を測定し、壁の視力表で視力を確認します。その後、脈拍・血圧・体温を測り、呼吸と心音を聴診します。健康状態や気になる点について簡単な質問を受け、医師の診察まで待機します。
医師による検査
医師は看護師の記録を確認した後、耳・口・鼻のチェックや頸部のリンパ節触診を行います。反射テストや心肺の聴診も実施し、服用中の薬や食生活、運動習慣、性行為など全般的な健康情報を聞き取ります。腹部を触診し、陰嚢と陰茎の簡易検査、ヘルニアの有無を確認するための咳嗽テスト、必要に応じて直腸指診も行います。
医師からのアドバイス
検査結果に基づき、追加の検査や予防接種の更新、治療の必要性について説明します。年齢や健康リスクに応じた適切なフォローアップを提案します。
血液・尿検査
年齢に応じて血液・尿検査が行われます。一般的には全血球算定(CBC)で血液疾患の有無を確認し、糖尿病、甲状腺機能、コレステロールなども測定します。前立腺特異抗原(PSA)検査で前立腺の炎症やがんリスクを評価し、必要に応じて薬物検査や性感染症の血液検査も実施します。
大腸内視鏡検査(コロノスコピー)
厚生労働省は50歳以上の男性に大腸がん検査を推奨しています。まず直腸指診や便潜血検査で異常を確認し、必要なら大腸内視鏡やシグモイドスコピーを実施します。検査前の1週間は特別な食事制限が必要で、検査中にポリープが見つかれば除去されます。
心臓検査(心電図)
肥満や高血圧などのリスクがある場合、心電図(EKG)で心臓の状態を評価します。診療所で行われ、体に電極を装着して安静時や軽い運動中の心拍リズムを記録します。
