テストステロンは体内でどこで作られるのか?

テストステロンは男性も女性も体内で合成されますが、その主な生成部位は性別や組織によって異なります。以下に、各部位でのテストステロン産生の概要を示します。

精巣

男性の体内で作られるテストステロンの約95%は、精巣にあるライディッヒ細胞で合成されます。コレステロールを原料に、複雑な酵素反応を経てテストステロンへと変換されます(Chris Steidle医学博士)。

卵巣

女性の卵巣は、テストステロンとエストロゲンの両方を産生します。卵巣で作られたテストステロンはエストロゲン合成の前駆体として利用されます。モナッシュ大学医学部の女性健康プログラムによれば、女性体内のテストステロンの約半分は卵巣と副腎で生成されます。

副腎

男女ともに、腎臓の上に位置する三角形の副腎が少量のテストステロンを産生します。副腎は視床下部・下垂体と連携し、ホルモンバランスを調整します。

体脂肪組織

体脂肪細胞は、副腎から分泌されるデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)やDHEA硫酸塩(DHEAS)、卵巣からのアンドロステンジオンをテストステロンに変換します(モナッシュ女性健康プログラム)。

皮膚

皮膚も同様に、DHEA、DHEAS、アンドロステンジオンを局所的にテストステロンへと変換し、微量ながら産生します。

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