小児患者への筋肉内注射の方法

小児への薬剤投与は、子どもが薬の必要性を理解できない、または単に嫌がることが多く、挑戦的です。注射に対してトラウマを抱える子どももいます。そのため、筋肉内注射を行う際は安全性を最優先にし、適切な手技を用いることが重要です。

必要なもの

  • シリンジ
  • 薬剤
  • 手袋
  • アルコール綿
  • 綿球
  • 絆創膏

手順

  1. 子どもの過去の注射経験を確認し、期待される反応や不安要因を把握します。医療提供者は、保護者にアレルギーの有無とその症状を尋ね、投与する薬剤にアレルギーがないことを確認してください。

  2. 薬剤を準備します。適切なシリンジと針を選び、薬剤をシリンジに吸い取ります。アルコール綿、綿球、絆創膏など必要な備品を揃え、注射部位(大腿部外側や臀部など)を決定します。

  3. 子どもと保護者に手順を説明します。注射部位と目的を示し、質問があれば恐怖心を与えないように正直に答えます。

  4. 保護者や別の看護師に子どもをしっかり抱き止めてもらい、手袋を着用します。注射部位をアルコール綿で拭き、乾燥させた後、針を90度の角度で皮下に素早く刺入し、吸引(アスピレーション)を行います。シリンジのプランジャーを引き、血液が混入していないことを確認し、血液が出た場合は新しいシリンジでやり直します。

  5. 針を抜き、綿球で注射部位を軽くマッサージします。その後、絆創膏で保護します。注射後は子どもを抱きしめるなどして安心させ、協力に対して褒めると良いでしょう。

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