低血小板症とダウン症候群

ダウン症は出生直後に診断されることが多い染色体異常で、身体的・精神的な症状は軽度から重度まで様々です。その中には血液疾患も含まれ、赤血球・白血球・血小板(血小板)に影響を与えることがあります。

低血小板症

ダウン症の新生児に頻繁に見られる血液異常の一つが、血小板数が低下する低血小板症です。血小板は血液凝固と出血抑制に重要な役割を果たします。

自然回復

他に合併症が無い場合、低血小板症は数週間以内に自然に改善することが多く、米国ダウン症協会(NDSS)でも同様の経過が報告されています。

治療

血小板数が極端に低下すると内出血リスクが高まりますが、通常は輸血が必要になるほどの低下はまれです。出血が認められた場合は、医師の指示に従い適切な管理が行われます。

併存する健康状態

低血小板症は先天性心疾患や骨髄異常を伴う骨髄異形成症候群(MDS)と関連することがあります。MDSは進行すると白血病へ移行することがあり、かつては「前白血病」と呼ばれていました。

その他の血液疾患

ダウン症児で見られる他の血液異常には、血小板増加、白血球数の増減、異常白血球の増殖、赤血球数の増加や赤血球の巨大化などがあります。

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