ペプチドの主な役割とは何か
ペプチドはアミノ酸が共価結合した鎖状の生体分子で、2〜約40個のアミノ酸から構成されます。これらは体内でタンパク質を形成し、様々な機能を担います。ペプチドの機能は、鎖に含まれるアミノ酸の種類によって決まります。以下に代表的な機能を紹介します。
ホルモン
ホルモンは内分泌腺や腎臓、胃・腸・肝臓などで産生されるペプチドで、腺と細胞間のシグナルを伝達します。睡眠や血糖調節など体の機能をコントロールします。代表的なホルモンにはインスリン、成長ホルモン、ブラジキニン、ガストリン、オキシトシンなどがあります。
神経ペプチド
神経ペプチドは脳や神経組織で作られ、体全体の神経系の信号や調整に関与します。エンドルフィンは代表的な神経ペプチドです。
アルカロイド
アルカロイドは真菌や植物、貝類などが防御機構として利用するペプチドです。エルゴタミン、パンダミン、ダイノルフィンなどが例として挙げられます。
抗生物質
抗生物質は微生物の増殖を抑えるペプチドで、医療現場で病原菌の除去に使用されます。
構造サポート
長いペプチド鎖はタンパク質となり、体の構造材料となります。ケラチンは髪や爪、動物の爪・角・羽・鱗・蹄の材料です。コラーゲンは腱・靭帯、歯のエナメル質、骨などを構成します。
