ナプロキセンEC(アレブ/ミドール)とは?

関節炎、腱炎、生理痛などの痛みで苦しんでいる方は、ナプロキセンECを服用したことがあるかもしれません。ナプロキセンECは薬の一般名で、商品名ではアレブやミドールとして知られています。NSAID(非ステロイド性抗炎症薬)に属し、体内で痛みや炎症を引き起こすホルモンの生成を抑える働きがあります。医師の処方薬としても使用されますが、一般用医薬品としても購入可能です。そのため、効果と同時にリスクや副作用について正しい知識を持つことが重要です。

用量(Dosage)

医師の指示または包装ラベルに従って服用してください。指示された期間・用量を超えての服用は避けましょう。ナプロキセンECは徐放性(ゆっくり薬を放出)設計で、錠剤やカプセルはそのまま飲み込むことが必要です。砕いたり噛んだりすると、一度に大量の薬が放出されてしまいます。錠剤は腸溶コーティングが施されており、胃への刺激を防いでいます。液体タイプの場合は、使用前に十分にシェイクし、専用の計量カップやスプーンで正確に測ってください。

服用を忘れたとき(Missing a Dose)

ナプロキセンECは「必要に応じて」服用することもありますが、定期的に服用している場合は、忘れた分を思い出したらすぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合はその分を飛ばし、余分に服用しないようにしましょう。過剰服用の疑いがある場合は、すぐに救急医療を受けてください。過剰摂取の症状には、意識混濁、眠気、腹痛・吐き気・嘔吐、黒色または血便、血痰、失神、浅い呼吸などがあります。

副作用(Side Effects)

すべての薬に副作用は伴います。比較的軽度で数日以内に改善することが多いものとして、胃部不快感、軽い胸焼け、便秘または下痢、膨満感、めまい、頭痛、視界のぼやけ、発疹やかゆみがあります。重篤な副作用が現れた場合は直ちに服用を中止し、医師に連絡してください。重篤な症状例:胸痛、言語障害、むくみや急激な体重増加、排尿障害、首のこり、喉の痛みと強い頭痛、皮膚の水ぶくれ・剥離、寒気、光過敏、痙攣。アレルギー反応として、顔・舌・唇・喉の腫れ、じんましん、呼吸困難が起きたら緊急医療が必要です。

薬剤相互作用(Drug Interaction)

以下の薬剤と併用するとナプロキセンECの効果が変化したり、副作用が増強したりする可能性があります。血液凝固抑制剤(ワルファリン等)、リチウム製剤、メトトレキサート、ステロイド(プレドニゾン等)、利尿剤(フロセミド等)、ACE阻害薬(エナラプリル、モノプリル、ベラパミル等)を服用中の場合は、医師に必ず相談してください。

併存疾患(Medical Conditions)

次のような既往歴や疾患があると、ナプロキセンECの使用が制限されることがあります。心筋梗塞、脳卒中、血栓症の既往、胃潰瘍や出血歴、肝腎機能障害、出血・凝固異常、心不全、高血圧、喫煙者などです。該当する場合は医師が使用可否や投与量の調整、必要に応じた検査を指示します。

注意事項(Warning)

NSAIDは長期使用により心血管系の重篤なリスク(心筋梗塞、脳卒中)を高めます。使用期間が長くなるほどリスクは増大します。また、心臓バイパス手術直後の使用は避けるべきです。胃腸出血や穿孔のリスクもあります。妊娠後期(出産3か月前)に使用すると胎児に奇形を引き起こす恐れがあるため、妊娠中または妊娠を計画している場合は必ず医師に相談してください。

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