Pyxisマシンとは?機能とメリットの全貌
概要
Pyxis機(正式名称はPyxis MedStation)は、米カリフォルニア州サンディエゴに本拠を置くCareFusion社が販売する自動薬剤ディスペンサーです。病院薬局の在庫コスト削減、請求・使用情報の可視化、スタッフの生産性向上に寄与します。
歴史
Pyxis MedStationは、1990年にPyxis社が初めて商用化しました。1996年にオハイオ州のCardinal Healthに買収され、2009年にCareFusionへと名称が変更され、最終的に独立した上場企業となりました。
在庫コストの削減
本システムは、全薬剤の出庫履歴と現在の使用状況をリアルタイムで管理します。手作業での在庫管理が不要になるだけでなく、需要に応じた発注が可能となり、在庫保有コストを低減します。また、管理情報は薬剤供給業者との交渉材料として活用できます。
安全性
バーコードスキャンにより、正しい薬剤が選択・投入されているかを確認します。誤薬剤の投入防止、過量投与警告、アレルギーや薬剤相互作用のリスク警告など、多層的な安全機能が搭載されており、患者への有害エラーを未然に防ぎます。
効率性
薬剤の一元管理により、スタッフはどこに薬があるか把握でき、鍵探しの時間を削減できます。すべての出入庫が自動で記録されるため、在庫が減少した際の手動集計が不要です。CareFusionによれば、在庫確認に要する看護師の時間は週平均15分削減され、余剰時間は患者ケアに充てられます。
