スリットランプを使って眼圧(IOP)を測定する方法
眼科医や視能訓練士はスリットランプ(バイオミクロスコープ)を用いて眼球の外部・内部構造を拡大観察し、白内障や角膜潰瘍、糖尿病網膜症などを診断します。特別なアタッチメントを装着すれば、眼圧(IOP)の測定も可能です。眼圧が高いと眼高血圧や緑内障のリスクが高まります。
必要なもの
- Goldmannトノメーターアタッチメント
- 麻酔点眼剤(2滴用)
手順
- スリットランプの接眼レンズを設定します。焦点棒を顕微鏡前部に挿入し、スリット光を棒の平らな端の中心に合わせ、各接眼レンズを棒に焦点合わせて画像が鮮明になるまで調整します。
- Goldmannトノメーターが装着されていない場合は取り付けます。通常検査では10倍接眼レンズを装着し、対物レンズは最低倍率の1倍に設定します。
- 患者をスリットランプの前に座らせ、あごレストに顎を置きます。患者の目がフェイスレストの黒いマーキングと同一高さになるようランプを調整し、ライトを点灯して片眼に光を当てます。接眼レンズ越しに観察しながら、患者に目を上下左右に動かすよう指示します。
- 各眼に麻酔点眼剤を2滴ずつ投与します。点眼は眼表面を潤滑し、手技中および手技後の刺激を防止します。
- Goldmannトノメーターのアームを所定位置にスイングさせ、トノメーターヘッドに装着されたプリズムを患者の角膜に軽く当てます。プリズムは角膜を平坦化し、眼圧測定を可能にします。コバルトフィルターで緑色の半円を観察し、ビューファインダー内で緑色半円の内側エッジが合致するまで可変張力スプリングのダイヤルを調整します。
- 測定が完了したら、結果を患者のカルテに記録します。
