在宅ケアにおける空気圧縮装置
空気圧縮装置とは
空気圧縮装置は、過剰なむくみを軽減し、血液循環を促進するために使用されます。主に脚部に装着し、病院での治療に頻繁に利用されますが、退院後に在宅で使用するケースも増えています。自宅での使用は、訪問看護や在宅医療サービスと併用されます。
深部静脈血栓症(DVT)
深部静脈血栓症(DVT)は、血液循環が低下した脚の静脈に血栓ができる状態です。手術後の長時間の安静やベッド上での過ごし方が原因となります。血栓は肺へ流れ込み、致命的な肺塞栓を引き起こす危険があります。空気圧縮装置は脚を周期的に圧迫することで血流を促し、DVTのリスクを低減します。
保険適用
空気圧縮装置は、退院後に看護・リハビリテーションサービスとともに処方されることが多く、医療機器として保険適用(DME)されます。保険会社によりカバー範囲は異なり、対象部位が限定されることがあります。例として、メディケアは胸部や体幹への使用は支払わず、脚部の治療に限って費用を負担します。
医療上の必要性
装置を使用するには、医師が適切な診断を下す必要があります。また、装置を使用する前に、足の挙上、圧迫包帯、利尿薬、運動療法など他の治療法を試すことが求められます。これらの条件を満たした上で、空気圧縮装置が医療上必要と判断されます。
