脇の下での松葉杖の使用方法
必要なもの
手順
1. 準備
- 転倒の原因となるラグや電気コード、子供のおもちゃなどをすべて取り除きます。
- 浴室には滑り止めマットを敷き、浴槽やシャワーの周囲に手すりを取り付けて安全性を確保します。
- 便座に取り付ける昇降式シートやシャワー用の座席を設置し、座るときの安全性を高めます。
2. 松葉杖の調整
- 松葉杖の脇当て部分が、直立したときの自分の脇の下から約2.5〜4cm下になるように調整し、ハンドグリップは腰の上部と同じ高さに合わせます。肘は軽く曲げた状態で握ります。
- 松葉杖の上部を体側にしっかり当て、手はグリップで支えて体重を支えます。脇が杖に当たらないように注意します。
3. 歩行方法
- 進む方向と足の位置を先に確認し、少し前傾姿勢で松葉杖を前方に1本ずつ置きます。負傷した足で踏み出す際は、体重を松葉杖に移し、負傷した足はできるだけ使わないようにします。その後、健側の足で前に進み、次の一歩に備えて松葉杖を再び前に出します。
4. 椅子に座るとき
- 安定した椅子を十分なスペースのある場所に置き、背を向けて椅子に近づきます。健側の手で体重を支え、負傷側は松葉杖のグリップを握ります。もう一方の手で椅子の背もたれを掴み、ゆっくりと座面に体重を移し、負傷した足は床につかないようにします。
5. 階段の昇降
- 階段に近づいたら、まず健側の足で最初の段に上がり、続いて松葉杖と負傷した足を同じ段に上げます。上りはこの動作を繰り返します。下りは、まず松葉杖と負傷した足を下の段に下げ、次に健側の足で段を降ります。手すりがある場合は、杖を手すり側の腕の下に通し、手すりを支えにして降ります。
6. ドアの通過
- ドアを開ける余裕を確保し、松葉杖の先端でドアを開けて保持します。その後、負傷側の松葉杖を使ってドアを通り抜けます。