在宅医療における標準感染予防策の基本
CDCが策定した「ユニバーサルプリコーション」は、血液媒介病原体の拡散を防止するための一連の安全対策です。在宅医療を行う者は、これらの手順を正しく守ることで、感染症に罹るリスクを大幅に減らすことができます。
手洗い
患者や患者の体液に触れる前後は必ず手を洗います。温かい流水と抗菌石鹸で十分に洗うことで、血液媒介感染だけでなく、風邪やインフルエンザなどの他の感染症の拡散も防げます。
手袋の着用
体液に触れる際は必ず手袋を使用します。体液に頻繁に触れる場合は、常に手袋を携帯し、必要に応じてすぐに着用できるようにします。手袋を外した後は、抗菌石鹸で手を洗いましょう。
患者の体液の清掃
嘔吐物、血液、尿などの体液は、できるだけ速やかに、そして徹底的に清掃します。人用体液用に承認された洗剤を使用し、汚染を防ぎます。適切な清掃により、患者が保有する病原体が他の住人やスタッフに拡散するリスクを低減できます。
針の保管と廃棄
針刺し事故は血液媒介感染の大きな危険要因です。未使用の針は硬質ケースに入れて保管し、誤って刺さることを防ぎます。使用済みの針は認可された安全容器に廃棄します。患者の自宅で頻繁に針を使用する場合は、専用の針ステーションを設置し、保管と廃棄を一元管理しましょう。
