杖・松葉杖の選び方と評価ポイント

はじめに

杖や松葉杖を使用する必要が出てくると、用途や目的に合わせてさまざまなタイプがあることに気づくでしょう。本記事では、身体的条件や使用シーンに合わせた選び方と評価ポイントをわかりやすく解説します。

選び方の手順

  1. ステップ1  身体的ニーズと能力の確認

    心臓や呼吸器に問題があるか、整形外科的な疾患があるか、肥満などで体力が低下していないかをチェックします。また、杖や松葉杖を操作できる筋力と協調性があるかも重要です。

  2. ステップ2  使用環境の把握

    自宅や職場で床が滑りやすい場所が多い場合は、滑り止め機能付きのものを選びます。酸素装置を常時使用する場合は、装置との併用がしやすい形状を検討してください。

  3. ステップ3  バランスと安定性の評価

    バランスに不安がある場合は、四足底(クアッド)タイプの杖が有効です。バランスが良好ならストレート杖でも問題ありません。握り部分は個人の好みや手の形に合わせて選び、木製とアルミ製のどちらかを選択します。アルミは軽量で調整しやすい点がメリットです。

  4. ステップ4  松葉杖のタイプ選択

    医療機関で一時的に使用することが多い松葉杖は、以下の3タイプが主流です。

    • プラットフォーム型:前腕を休められ、関節炎や手の負傷がある方に適しています。
    • 前腕型(エルボーパッド型):前腕にバンドがあり、腕への負担を軽減します。
    • 腋下型(アキシラリー型):胸と上腕の間にパッドがあり、腕力が弱い方に推奨されます。

    いずれのタイプも軽量金属製のものが増えており、耐久性と調整機能が向上しています。

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