ホスピス入院時に行われることとは
ホスピスに入院すると、患者さんとご家族が安心して最期の時間を過ごせるよう、さまざまな支援が段階的に提供されます。以下に主な流れと具体的な内容をまとめました。
1. 評価とケアプランの作成
ホスピスチームが患者さんの身体的・精神的・スピリチュアルな状態を総合的に評価し、個別のケアプランを策定します。プランには症状管理の目標やご本人・ご家族の希望が盛り込まれます。
2. 医療ケア
治癒を目的とした治療ではなく、快適さを重視した緩和ケアを提供します。疼痛管理や症状緩和のための薬剤・処置が中心です。
3. 心理・スピリチュアルサポート
カウンセリングや喪失支援、宗教的・精神的な指導を通じて、患者さんとご家族の心のケアを行います。
4. ソーシャルワーク支援
経済的支援、保険手続き、法的手続きなど、実務的な課題の解決をサポートします。
5. 喪失後のサポート(ベリーベイジメント)
ご家族が悲しみと向き合えるよう、カウンセリングや支援グループ、各種リソースを提供します。
6. 他医療機関との連携
担当医師や専門医、在宅医療サービスと密に情報共有し、統合的なケアを実現します。
7. コミュニケーション
患者さん・ご家族・医療スタッフ間で定期的に情報交換を行い、状態変化や要望に迅速に対応します。
8. 家族の参画支援
介護の休息時間確保や日常生活のサポート、感情的な支援など、家族が安心して関われる環境を整えます。
9. 在宅ケアサービス
自宅やホスピス施設での看護・介護・医療機器の手配など、生活環境に合わせた支援を提供します。
10. 症状管理
疼痛や呼吸困難、吐き気などの不快症状に対し、薬物療法・非薬物療法・機器を組み合わせて緩和します。
11. 継続的なケア体制
24時間体制でスタッフが待機し、緊急時や状態変化に即座に対応できる体制を整えています。
