細い針による吸引生検はどの部位で実施されますか?
細い針(細針)を用いた吸引生検は、腫瘤や異常が疑われる部位で行われます。以下は主な実施部位です。
乳房
触診や画像検査で確認されたしこりに対し、良性か悪性かを判定するために実施します。
リンパ節
頸部、腋窩、鼠径部などで腫大したリンパ節を対象に、感染・炎症・転移の有無を評価します。
甲状腺
結節や腫大が認められる場合、良性か癌かを判定し、適切な治療方針を決定します。
肺
胸部X線やCTで異常が見つかった部位から組織を採取し、肺病変の診断に用います。
肝臓
肝機能検査や画像で異常が示唆された際、肝疾患や腫瘤の診断を行います。
腎臓
腎嚢胞や腫瘤の性状を評価し、良性と悪性を区別します。
皮膚病変
疑わしい母斑や色素性病変に対し、皮膚がんの有無を確認します。
唾液腺
腫大や異常がある唾液腺を対象に、感染、結石、腫瘍などの原因を調べます。
軟部組織腫瘤
筋肉、脂肪組織、深部構造など、体内のあらゆる軟部組織にできた腫瘤に対し実施します。
これらの吸引生検は、経験豊富な医師や放射線科医が行います。実施部位は患者さんの症状や検査結果に応じて決定されます。
