層流エアフローフードは、無菌(滅菌)技術が必要とされる作業環境で空気を浄化するために使用されます。米国公衆衛生安全機関が主導し、CDC、NIH、NCI などの規制機関の要請に応えて25年前に NSF バイオセーフティキャビネットプログラムが開始されました。

人員保護

薬剤調製などで作業者・製品・環境の保護が求められる場合、クラス I の垂直型層流安全キャビネット(別名:垂直層流エアフローフード)が必要です。垂直型・水平型の両方のフードは、作業領域に清浄な空気を供給し、同時に作業エリアから空気を外部へ流すことで、部屋の空気が入り込むのを防ぎます。すべての機種に HEPA(高効率粒子状空気)フィルタが装備されており、空気中の微粒子や微生物を除去します。

前置フィルタ

垂直型フードでは HEPA フィルタがユニット上部に、水平型フードでは背面に配置されていますが、どちらもまず高効率・バクテリア捕捉型の前置フィルタを通過します。この前置フィルタはホコリや汚れを捕らえ、層流フードの中で最も重要な部品とされています。その後、99.9% の除去率を持つ HEPA フィルタへと空気が送られます。

外部汚染物質からの保護

有害な薬剤の調製作業は、作業者や患者に危険をもたらす可能性があります。そのため、適切な安全手順と無菌環境の確保が必須です。層流エアフローフードは、空気を濾過するだけでなく、作業者が作業領域に持ち込む汚染物質をフードから排出することで、空気中の汚染を抑制します。これにより、作業者・製品・環境すべてが安全に保護されます。

層流フードは、医薬品製造、研究室作業、クリーンルームなど、無菌が求められるさまざまな場面で不可欠な装置です。