薬剤師が1日に担当すべき患者数の目安は?

概要

薬剤師が1日に対応すべき患者数は、国や医療機関の種類、業務内容によって異なります。以下は米国とカナダの代表的な指標です。

米国の場合

National Association of Boards of Pharmacy(NABP)の指針では、薬剤師は1時間あたり最大10名の患者に対し、薬剤管理や服薬指導などの十分なケアを提供できることが推奨されています。

American Pharmacists Association(APhA)は、コミュニティ薬局や病院薬局において患者1人に対し薬剤師1人の比率を1:20としています。つまり、20人の患者につき1人の薬剤師が配置されることが目安です。

カナダの場合

Canadian Pharmacists Association(CPhA)は、コミュニティ薬局において患者1人に対し薬剤師1人の比率を1:50としています。

病院においては、一般診療部門で1:100、集中治療部門で1:50という比率が推奨されています。

留意点

これらの比率はあくまで目安であり、実際の人員配置は以下の要因で変わります。

  • 患者の症例の複雑さ
  • 薬剤師補助者(テクニシャン)の有無
  • 薬局の業務フローやシステム

したがって、施設ごとの実情に合わせて柔軟にスタッフ配置を検討することが重要です。

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