メンタルヘルスサービス向け新しい手順コード
概要
米国専門医療コーダー協会(American Academy of Professional Coders, AAPC)は、医療コーディングの認定、教育、ネットワーキング、表彰を行う世界的組織です。医療コーダーは患者の診療記録をレビューし、実施された処置や治療をコード化し、保険会社や患者への請求書を作成します。正確なコーディングは保険や連邦規制の要件を満たすだけでなく、保険、メディケイド、メディケアからの払い戻しにも直結します。メンタルヘルスの専門家は、正確な文書化と請求のためにプロのコーダーに依存しています。
コード体系の種類
- CPT(Current Procedural Terminology):米国医師会(AMA)が管理する、外来や診療所で行われる処置を表す数値コード。
- HCPCS(Healthcare Common Procedure Coding System):CPTに含まれない医療用品・サービス(例:歩行用ギプス、救急車)を表す英数字コード。Medicare・Medicaid の請求ではレベル2コードとして使用。
- ICD(International Classification of Diseases):世界保健機関(WHO)が策定する診断・手術・入院サービスの国際分類。ICD‑9 は米国内でかつて使用されたが、現在は時代遅れとされ、ICD‑10 が主流。米国では 2013 年10 月に ICD‑10 が正式に導入された。
コードの更新情報
- CPTコードは AMA が毎年『Physician's Current Procedural Terminology』マニュアルで改訂し、年に最大4回の変更が加えられる。ハードコピーまたは電子版は 1‑800‑621‑8335 で入手可能。
- ICDコードは WHO が定期的に見直し、CDC が公式ガイドラインを公開している(www.cdc.gov/nchs)。ニュースレター、講座、ワークショップ、各種専門団体(米国看護師協会、精神看護師協会、心理学会、社会福祉士協会など)も最新情報を提供。
監督機関と規制
- 世界保健機関(WHO)
- 米国医療情報管理協会(AHIMA)
- 米国医師会(AMA)
- 米国疾病予防管理センター(CDC)
これらの組織と、医療保険の携行性と責任に関する法律(HIPAA)が医療分類・コード体系の開発・使用を監督しています。
正確なコーディングのメリット
- 不正確なコードは支払い遅延や請求却下の原因となり、再作業が発生する。
- 最新かつ正確なコードを使用することで、最新の医療手技や技術を正しく反映でき、組織の専門性と信頼性が向上する。
専門家の見解
プロのコーダーは、豊富な研修・教育・リファレンス資源を活用して常にコードの最新情報を取得できる環境が整っています。従来の紙媒体だけでなく、デジタルツールやオンラインコースも充実しており、医療請求・コーディング業務はこれまで以上にアクセスしやすくなっています。
