血液成分分離に使用される機械とは?

血液成分分離装置とは

血液銀行で血液成分を分離するために使用される装置は「血液成分分離装置(血液コンポーネントセパレーター)」と呼ばれます。この装置は遠心分離(遠心力)を利用し、赤血球、白血球、血小板、血漿といった各成分を密度の違いに基づいて分離します。

遠心分離の仕組み

血液を高速で回転させると、密度の高い成分は底部に沈み、密度の低い成分は上部に層を形成します。具体的には、赤血球と白血球が最も重くチューブ底にペレットとして集まり、血小板と血漿はその上に薄い層として分離されます。

各成分の回収方法

分離後、底部に沈んだ赤血球と白血球はチューブの下部から、上部に浮いた血小板と血漿は上部からそれぞれ回収されます。

医療現場での活用例

血液成分分離装置は血液銀行にとって不可欠な機器であり、分離した成分は目的に応じて利用されます。赤血球は大量出血した患者への輸血に、血小板は血小板減少症の患者への輸血に、血漿はアルブミンや凝固因子などの血液製剤の原料として使用されます。

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