看護診断における「RT」の意味は?
RT の意味と使い方
看護診断で用いられる略語 RT は、英語の "risk for"(~の危険性がある)を指します。これは、評価時点ではまだ症状や問題が顕在化していないものの、患者が将来的にその状態になる可能性が高いと判断された場合に使用されます。
たとえば、DSM‑5(精神障害の診断・統計マニュアル第5版)でも、リスクが増大していることを示すために "risk for" が記載されます。したがって、臨床上で「実際の問題はまだ現れていないが、発症しやすい」と評価されたときは、Risk For を含む看護診断を選択します(Ackley & Ladwig, 2016)。
使用例
- Risk For falls(転倒の危険性)
- Risk For infection(感染の危険性)
- Risk For impaired skin integrity(皮膚損傷の危険性)
このように、RT は患者の潜在的リスクを明確に示す重要な概念です。
