シエナ出身の聖カタリナが看護師の守護聖人と呼ばれる理由
聖カタリナの生涯
聖カタリナは1347年3月25日、イタリア・シエナで生まれました。父はジャコモ・ベニンカサ、母はラパ・ピアジェンティで、25人兄弟のうちの一人です。
ドミニコ会の三次会員として活動し、16歳のときにローマ教皇グレゴリウス11世に対し、アヴィニョンにあったローマ教皇庁をローマへ戻すよう説得したことで注目を集めました。
1970年には教会の博士(Doctor of the Church)に列せられ、カトリック教会における重要な聖人とされています。
看護師の守護聖人とされたエピソード
看護師が聖カタリナを守護聖人として敬う主な理由は、彼女の伝記に記された奇跡的な出来事にあります。あるとき、妊婦の出産を助けていた看護師のもとに現れ、カタリナは新生児を抱き、祈りとともに祝福しました。その直後に赤ん坊は死亡しましたが、カタリナは神に子の命を守るように祈り、奇跡的に赤ん坊は再び息を吹き返しました。
