看護師と患者の関係は4つの段階に分かれる

看護師と患者の関係は、出会う前から関係が終わるまで、4つの主要なフェーズに分かれます。各段階での役割やケアの流れを把握することで、より質の高い看護が実現できます。

前接触段階(Preinteraction phase)

患者と実際に対面する前に、看護師は診療記録などから情報を収集し、ケアプランの構想を始めます。この段階での準備が、以降のスムーズなコミュニケーションと安全なケアの基礎となります。

オリエンテーション段階(Orientation phase)

看護師と患者が初めて対面する瞬間です。看護師は自己紹介と役割説明を行い、患者は自身の健康状態や不安事項を共有します。ここで看護師は患者のニーズを評価し、具体的なケア計画を策定します。

作業段階(Working phase)

看護師と患者が協力してケア計画を実行します。看護師は治療・教育・心理的支援を提供し、患者は自らのケアに積極的に参加します。相互の信頼関係が深まることで、回復へのモチベーションが高まります。

終了段階(Termination phase)

患者が退院する、または看護師の担当が変わるなどして関係が終わる段階です。看護師はこれまでの経過を振り返り、残された課題や今後の注意点を確認します。患者には退院後のフォローアップ計画や必要な支援情報が提供されます。

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