レースカドトリル投与時の看護師の責任は?
レースカドトリルとは
レースカドトリルは急性下痢の治療に使用される薬剤で、エンケファリン分解酵素阻害薬です。エンケファリンは腸の蠕動を調整する天然オピオイドで、これの分解を抑えることで下痢を軽減します。
投与時の看護師の主な責務
患者の体液・電解質状態の評価:投与前後に脱水や電解質バランスの変化がないか確認します。
脱水の兆候の観察:口渇、喉の渇き、尿量減少、濃い尿色などをチェックします。
十分な水分摂取の促進:1日8〜10杯(約2〜2.5リットル)の水分を摂るよう指導します。
処方通りの投与:レースカドトリルは通常、100 mgを1日3回、経口で投与します。
薬剤に関する指導:目的、用法・用量、主な副作用(例:軽度の便秘や腹痛)を患者に説明します。
その他の看護師の責務
精神的サポートの提供:下痢はストレスや恥ずかしさを伴うため、安心感を与える声掛けを行います。
下痢予防の指導:手洗いの徹底、食品の衛生管理、汚染された水の摂取回避などを教えます。
