国際看護師評議会が示す看護の3つの本質
国際看護師評議会(ICN)は、看護職の本質を3つの役割に分類しています。
1. 支援者としての役割
看護師は患者やその家族に直接ケアを提供し、身体的・情緒的な健康を支えます。入浴・着替え・食事などの日常生活の援助や、薬剤投与・治療の実施を行うだけでなく、患者や家族の精神的サポートも行い、病気に伴うストレスや課題に対処できるよう支援します。
2. アドボカシー(擁護)者としての役割
看護師は患者と家族の権利やニーズを代弁し、最適な医療が受けられるよう調整します。また、公共の健康と福祉を向上させるため、医療政策や実践の改善を求める活動も行います。
3. 教育者としての役割
看護師は患者や家族に健康情報や自己管理方法を指導し、病状の理解と自己ケアを促進します。さらに、最新の看護実践に関する知識を他の医療従事者へ共有し、医療全体の質向上に貢献します。
これら3つの本質は、看護職の独自性を示す重要な要素です。看護師は支援者、擁護者、教育者として、個人と社会の健康増進に寄与しています。
