受動的リラクゼーションと漸進的リラクゼーションのテクニック
受動的リラクゼーションと漸進的リラクゼーションは、身体全体を深くリラックスさせるための2つの手法です。精神的・肉体的なストレスを感じている人にとって、落ち着きを取り戻し回復するために重要です。どちらの手法も同じ人が併用でき、個人の好みや体質に合わせて選択できます。
受動的リラクゼーションの準備
体に余計な緊張がかからない姿勢を選びます。最もおすすめは、快適な椅子に座るか横向きに横になることです。枕やブランケットで体をサポートし、圧迫や緊張が生じないようにします。背中を仰向けにしても、背中や首に圧がかからなければ問題ありません。
受動的リラクゼーションの実践
多くの場合、ガイドやCDの指示に従って体の各部位を順にリラックスさせます。自分で行う場合は、足先から始めて徐々に上へ、または頭頂部から下へ進めます。各部位に意識を向け、緊張や痛み、ストレスが体から流れ出すイメージを持ちます。呼吸は深くゆっくりと保ち、緊張が溶けていく感覚を感じましょう。
漸進的リラクゼーションの準備
受動的リラクゼーションと同様に、快適な座位または仰向けの姿勢が適しています。録音した自分用のスクリプトがあると便利です。周囲の雑音を排除し、必要ならリラックスできる音楽を流します。深呼吸に意識を向け、スクリプト開始前に数分間静かに呼吸だけを行いましょう。
漸進的リラクゼーションの手順
まず足先から始めます。受動的リラクゼーションと異なり、筋肉を意識的に緊張させ(伸ばす)たあと、急にリリースします。その際、緊張が筋肉から抜けていく感覚に集中します。各筋肉について数回繰り返し、次の部位へ進みます。録音したスクリプトには「緊張」「リリース」のタイミングを指示するだけで構いません。リズムよく全身を巡らせ、最終的に全身が深くリラックスした状態に到達します。
