統合失調症における注意障害とは?

統合失調症に伴う注意障害は、注意力・認知・記憶に影響を及ぼす状態です。

定義

国立衛生研究所(NIH)によると、統合失調症は異常な知覚、思考や言語の統合障害、そして注意力や記憶力の障害を特徴とします。

特徴

スコットランド・セント・アンドリュース大学精神医学部とロイヤル・ダンディー・リフ病院の研究によれば、統合失調症患者は選択的注意障害を抱えている可能性があり、無関係な情報を除外する能力が低下しています。

記憶

同研究は、選択的注意障害が短期記憶に過負荷をかけ、想起力が低下すると指摘しています。

薬理学的見地

イスラエル・テルアビブ大学心理学部の研究(『Biological Psychiatry』掲載)では、統合失調症治療に用いられる典型的・非典型的抗精神病薬が、動物の無関係情報除去能力を高めることが示されています。

考慮すべき点

カリフォルニア大学デイビス校の研究者は、統合失調症患者は不要情報の除去能力が限られているものの、聴覚的注意の制御は持続できないと指摘しています。

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