インドにおける大気汚染モニタリング
背景
インドは大気汚染が深刻な問題です。2010年の環境パフォーマンス指数(EPI)では、汚染対策に関して世界で123位と報告されています。
期間(Time Frame)
2010年10月初旬にデリーで開催された第19回コモンウェルスゲームズでは、大気汚染が懸念されました。科学者は大会期間中の空気質を監視・公表するシステムを開発し、0〜100の数値で表す「グリーンコード」を導入しました。数値が高いほど良好な空気質を示し、赤色は健康警戒を意味します。情報は20基のディスプレイパネルでリアルタイムに表示されました。
規模(Size)
インドの国家環境大気質監視(NAAQM)プログラムは1984年に開始され、当初は7都市に28局が設置されました。その後、アジア技術研究所(AIT)と国連環境計画(UNEP)の協働拠点である「AIT‑UNEP地域資源センター」のデータによると、現在では92以上の都市・町に290局以上が稼働しています。
地域別評価(Geography)
2010年9月にインド中央汚染管理委員会は、各州の大気汚染対策の取り組みを評価しました。評価上位は、ミゾラム州、ゴア州、ケララ州、ポンディシェリー連邦直轄領の順でした。評価は国家環境大気質監視プログラム(NAAMP)に基づき、政府関係者が実施。環境目標達成に対しては、各州へ財政的インセンティブが提供されています。
