リシノプリルの副作用と正しい服用方法
リシノプリルとは
リシノプリルは、血圧を下げるために用いられる処方薬で、ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)に分類されます。血管を拡張させ血圧を下げ、心筋梗塞後の血流改善にも用いられます。医師の指示により、他の適応で使用されることもあります。
主な副作用
比較的頻度の高い副作用として、めまい、倦怠感、頭痛、下痢、咳嗽があります。臨床試験では、めまいが約13%、頭痛が約6%、下痢が約4%の患者で報告されています。これらは軽度のことが多いですが、症状が続く場合は医師に相談してください。
重篤な副作用
まれに以下のような重篤な副作用が現れることがあります。
- 不整脈や胸痛
- 激しいめまい・眠気
- 頻尿・排尿障害
- 体重の急激な増減、発熱、悪寒
- 筋力低下、腹痛、黄疸、嚥下困難
- 顔面や皮膚の腫れ、発疹を伴うアレルギー反応(血管性浮腫)
これらの症状が現れた場合は、直ちに医療機関を受診してください。
服用方法と保管
リシノプリルは食事の有無に関わらず服用できますが、必ず8オンス(約240ml)の水と一緒に飲んでください。脱水を防ぐため、十分な水分補給が重要です。服用を忘れた場合は、思い出した時点でできるだけ早く服用し、次の服用時間が近いときは二回分をまとめて飲まないでください。室温(15〜30℃)で、直射日光や湿気を避けて保管してください。
注意点
高齢者や6歳未満の子どもへの使用は慎重に行う必要があります。アルコールはめまいや眠気を悪化させるため、控えてください。リシノプリルは血管性浮腫(顔や喉の急激な腫れ)を引き起こすことがあります。黒人患者は薬の効果が低く、副作用が出やすい傾向が報告されています。
