吹雪の中で外を歩く際のリスクと対策
吹雪の中で屋外に出ることは極力避けるべきですが、やむを得ない場合の健康リスクとその対策をまとめました。
肺への冷気吸入
吹雪の中で歩くと、極寒の空気を大量に吸い込む恐れがあります。冷たい空気は肺を刺激し、気道の筋肉が収縮して呼吸がしにくくなることがあります。対策としては、口をマスクやスカーフで覆い、できるだけ鼻呼吸を心がけましょう。また、深呼吸や不必要な会話は控えることが重要です。
凍傷
凍傷は皮膚や組織が極端な低温にさらされたときに起こり、永続的な損傷を招くことがあります。指先、足先、耳、鼻先などが白くなったり、しびれ、チクチク感、かゆみを伴う場合は凍傷のサインです。防止策は、防水性のミトンや手袋、厚手の帽子などで体温保持を徹底し、重ね着を行うことです。凍傷の症状が見られたら速やかに医療機関を受診してください。
低体温症
体温が95°F(約35°C)以下に低下すると低体温症となり、激しい震え、記憶障害、方向感覚の喪失、無気力、言語障害、心拍不整、倦怠感などが現れます。症状が出たらすぐに暖かい場所へ移動し、濡れた衣服は乾いたものに取り替え、温かいノンアルコール・ノンカフェイン飲料(温水やミルクなど)を摂取してください。早急な医療処置が必要です。
過労・心臓への負担
深い雪や凍結した路面を歩くと、身体に過度な負荷がかかりやすく、心臓に過剰な負担がかかることがあります。特に心臓疾患のある方は注意が必要です。歩く際はゆっくりと確実に足元を確かめ、氷結した歩道での滑りや転倒を防ぐために防滑性のある靴を選びましょう。
