安全ハーネスとは何か?

高所作業や趣味で地上から離れる場合は、必ず個人用保護具(PPE)を着用することが重要です。主に安全ハーネスと適切な落下防止装置を組み合わせて使用します。米国労働安全衛生局(OSHA)では、作業高さが4フィート(約1.2メートル)を超えるプラットフォームでの作業は、必ず落下防止装置の使用が義務付けられています。ほとんどの場合、安全ハーネスが使用されます。

ハーネスが必要な場面

OSHAの指針によれば、危険な機械の上や高所で作業する際は落下防止装置が必要です。一般的に、作業高さが4フィート以上の産業では安全ハーネスの使用が義務付けられています。海上作業では最低5フィート、建設現場では6フィートが基準となります。

ハーネスの種類

かつては「ポジショニングベルト」と呼ばれる簡易型ベルトが主流でしたが、現在ではほとんどの現場で全身ハーネスが使用されます。全身ハーネスは胸部、腰部、脚部をしっかりと固定し、落下時に全身を支える設計です。

保護性能

安全ハーネスは、使用者の体重と落下時に発生する「ジャーク荷重」(急停止時にかかる衝撃力)を支えられる素材で作られています。また、どの角度からでも抜け落ちないように設計されており、滑落防止が保証されています。

使用時の危険

ハーネスは落下を防止しますが、落下後にハーネスだけで吊り上げられた状態が続くと危険です。血流が制限されることで、15分程度で重篤な障害や最悪の場合は死亡に至ることがあります。そのため、落下後は速やかに救助することが必須です。

繋止めシステム

安全ハーネスは、落下防止用の繋止めシステムと併用します。多くの場合、ショックアブソーバー付きラチェットやロープが使用され、落下時のジャーク荷重を緩和します。使用するラチェットの長さやタイプは、作業高さに応じて選択します。

職場の安全 - 関連記事