MRI検査の流れと手順
1. 準備
検査前に、金属製品やアクセサリー、電子機器など磁場に影響を与えるものはすべて外していただきます。
必要に応じて、造影剤を静脈注射し、特定の組織や構造を鮮明に映し出すことがあります。
2. 体位決め
患者さんは検査台に横たわり、台がMRI装置の中へとスライドします。
頭部や体幹が動かないよう、ストラップやクッションでしっかり固定します。
3. スキャン
MRI装置は強力な磁場を発生させ、体内に無線電波(ラジオ波)を送ります。
このラジオ波により、体内の水素原子核(プロトン)が磁場に沿って整列します。
ラジオ波を止めると、プロトンは元の状態に戻りながら微弱な信号を放出します。その信号を装置が受信し、画像データへと変換します。
4. 画像処理
取得した生データをコンピュータが解析し、身体の断層画像を生成します。
画像はモニター上で放射線技師や医師が確認できます。
5. 検査終了・結果説明
スキャンが終わると、患者さんは装置から出されます。
放射線技師または担当医が、検査結果の概要を患者さんや主治医に説明します。
検査時間は撮影部位や撮影内容の複雑さにより異なりますが、数分から1時間以上かかることがあります。
