頭部後屈・顎持ち上げ法で気管をまっすぐにし、肺への空気流入を確保する方法は?
頭部後屈・顎持ち上げ法の正しい実施方法
頭部後屈・顎持ち上げ(head‑tilt chin‑lift)を行う際に、気管(気道)をまっすぐにする必要はありません。気道を直線に保つ操作は、別の手技である「顎突出法(jaw‑thrust)」です。
頭部後屈・顎持ち上げでは、次の手順に従います。
- 患者の首を伸ばすイメージで、頭部を後方に傾けます。
- 同時に顎を持ち上げ、顎が上向きになるようにします。
- 患者の頭が軽く屈曲した中立位になるまで、顎と頭を調整します。
この姿勢により、気道は自然に開き、肺への空気の流入が確保されます。
