クリスタレンズの問題点と注意点
クリスタレンズは、白内障や屈折性レンズ疾患などで損傷した水晶体を置換する眼内レンズです。従来の単焦点IOLと異なり、近距離から遠距離までの複数の焦点を可能にする「調節型IOL」として設計されています。しかし、手術を受ける前に知っておくべき課題がいくつかあります。
視力範囲
- クリスタレンズは近距離の読書視力が必ずしも改善されるわけではなく、手術後も老眼鏡が必要になるケースが多いです。また、調節力が完全に回復せず、手術前と同等かそれ以下になることもあります。さらに、光源の周囲にハロー(光輪)が見えることがあります。
適応期間
- 新しいレンズに眼が慣れるまでに時間がかかります。適応が完了し視力が安定するまで最長で1年程度かかることがあり、その間に視力の変化やハローの有無を確認する必要があります。
費用
- クリスタレンズ手術は高度な技術を要し、費用も高額です。1眼あたり平均3,500〜5,500米ドルが必要とされ、保険適用はプランにより異なります。手術費用のみがカバーされる場合や、全くカバーされない場合もあるため、事前に保険会社へ確認が必要です。
