白内障手術における感染リスクと対策
手術後のケア
白内障手術後はほぼすぐに視力が回復します。以前は視力が失明に近くなるまで手術を延期することが推奨されていましたが、現在は患者自身がタイミングを選べます。医師からは、過度な運動や重量物の持ち上げを控えるなど、合併症を防ぐための注意点が指示されます。
術後は眼圧を下げ、感染を防ぐために点眼薬を使用します。手術直後は保護眼鏡やアイシールドで目を覆い、外部からの刺激を防ぎます。白内障手術の回復は約8週間で完了します。
感染予防
手術後の感染は稀ですが、早期に対処しないと視力低下や合併症につながります。手を清潔に保ち、手術後は目に触れないようにしましょう。入浴時は目を閉じ、ゴーグルやシールドで保護し、水が目に入らないように注意します。ほこりや汚れも避け、目が汚染されやすい作業は控えてください。
感染の症状
感染が起こると、眼球の充血、痛み、光過敏が現れます。これらは手術後数日以内に出ることが多いです。光過敏は手術後に一時的に起こりますが、長引く場合は速やかに医師に相談してください。
治療法
感染が確認された場合は、抗菌点眼薬や経口抗生物質で治療します。必要に応じて眼内注射や、重症例では感染部位の除去手術(硝子体除去術)を行うことがあります。
再発・再濁り
一度白内障が除去されれば再発はありませんが、瞳孔後部の膜が濁る「後嚢濁り」が起こることがあります。これは白内障とは異なり、レーザー治療(YAGレーザー)で簡単に対処でき、外来で完了します。
